2Dを3Dへ

3DDesign の製品の中でも 最も人気のあるカーボンを使用するエアロパーツ。
写真はM4のドライカーボン製ディフューザーの型と切り出したカーボンのピースなのですが、もともと平らなカーボンの素材を立体的な形に、しかも綺麗に作ろうってんだから大変です。
このディフューザーの場合、目に見える部分だけでも15ピース以上に分けられたカーボンのパターンを型の上に向きや順番を間違えない様に慎重に並べて張り付ける作業から始まります。

もう少し書くと、その後に厚みのあるカーボンをもう一層貼付け、取付部分などにはさらにカーボンパーツを補強のために追加で貼り付けます。
その後は スキマが出ない様に型に密着させて、 全体を袋でくるんで真空にして、オートクレーブで焼いて、カットして……..
とにかく工程が多く、しかもほとんどの工程が手作業で作られるため、時間がかかります。
前にも書いた気もしますが、カーボン物は工業製品というよりも工芸品の領域 ! それぞれのプロに感謝です。

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