MTシフトノブ 復活

少し前のブログで復活を案内したマニュアルミッション車用のシフトノブの再発売です。
そのブログで加工が難しく生産終了したという事を書きましたが、なんでそんな形状にしちゃったのかという所を書かせてください。

まず、シフトノブの球体の様な部分は軸の芯に対して前に少しオフセットさせています。これは2速や4速などでレバーを引く際に指がかかり易くするためです。
ちなみにこのズレは致命的に加工の難易度を上げた様です。

次にロゴの彫刻の部分は平らにしてます。これはロゴを彫るためではく、3速や5速などレバー押し倒す際に手の平にフィットさせるためで、球体のままだと以外と握りが良く無いからです。純正のノブが少し平らなのもその理由と解釈しています。
で、この面はどことも直角でも垂直でもない事もあり、加工の手間がかかってしまう様です。

あとはアルカン巻き、これもカッコイイからとかではく、金属なので真夏はチンチンに熱く、真冬はキンキンに冷たくなるので、そういう時に金属部分に手が触れるのを軽減させるためです。
アルカンを巻くためにその厚み分凹ませたりして これまた複雑な形状になっています。

かくして 加工がメチャクチャ難しいシフトノブが出来上がった という訳です 笑

そうそう、再発売にあたって、車検の時に必要なシフトパターンのプレートを添付(↓写真右下)する事になりましたので、運転席から見える所に貼ってください。

価格などの情報は↓コチラに掲載しています。
https://www.3ddesign.jp/product_interior.htm

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