RTMってなんだ 

G30のエアロのページを見ていただくとサイドスカートとリアディフューザーに “GFRP(RTM製法)”とあります。
退屈かもしれませんが、そのRTMについて少々。

今回のG30のエアロで初の試みの一つが、今までなかったペイント向けのサイドスカートとリアディフューザーを用意した事ですが、そもそも何で今まで作って無かったのか。

これまでペイント向け商品に使っているウレタン素材は精度が高く質感も良いのですが、その素材の性質上 長さのあるサイドスカートやマフラーの熱の影響が懸念されるディフューザーには使いづらいのがその理由。

RTM製法はその弱点を克服し、ウレタン製品なみの精度と質感を出してくれるのです。
で、どうしても今回のG30にはペイント向けのサイドとデュフューザーをリリースしたかったので、新たな製法を採用したという訳です。

写真は先日発売したG30 の RTM製法で作られたリアディフューザーの裏側、一見するとウレタン製品と変わらないです。(塗装したので白いですが、出荷時は素材色の黒)

ちなみに開発コストが大幅に上がるデメリットがあるので(苦笑)、アフターマーケットのFRPエアロパーツで わざわざこの製法を採用している所はほとんど無いと思います。

製法なんて色を塗って装着してしまえばオーナーさんには関係ないですが、こういう技術がクオリティを確保してくれています^_^

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