M2 バンパー開発プロセス


予想を超えるオーダーで一時半年待ちになっていたM2,M2Cバンパースポイラーも、今はだいぶ落ち着いてきましたので、さほどお待たせしないで出荷出来る様になってきました。
めちゃくちゃ売れてると言いたい所ですが、我々がバンパースポイラーを作るとなると大量生産の純正バンパーなどとは違って短時間で沢山作れないというのが実情 (笑) 

そんなバンパースポイラーは開発もかなりのコストと時間がかかったので、せっかくだから開発プロセスを紹介。


まずはアイデアスケッチ。開口部は大きく見せたい、M4バンパーのテイストも欲しい、空気をしっかり受け止めて、開口部はファンネル形状、エアカーテン機構は殺せない、などを考えながら煮詰めていく。


よりリアルに検討するために2次元レンダリング、上手じゃないので恥ずかしい。w


今回はM2にもM2Cにも装着出来る様にしたりカーボン部分やエアカーテン内部を分割にするなど、かなり設計が複雑になる事もあり、コスト高で通常はあまりやっていない3Dデータでの開発となった。


普段は実物をモデラーさんに削ってもらって実車で確認しているので、パソコンの画面だけでデザインを調整してもらうのは不安ですが、心配するほど違う物が出てくる事もないです。形ばかりではく、地上高はあまり下がらない様にするなどのスペックも大事。


でそのデータから3Dプリンタで作ってもらったマスターモデル、ちゃんと分割できます。 さっき偉そうな事言いましたが、実はこの段階でリップ部の両サイドを少し削ってもらいモデリングがフィニッシュ (^^;
この後もこのモデルをもっときれいに仕上げて、補強して、そこから型を作ってから 製品を作れる様になります。

さまざまな技術を持った方々の力を借りて、気の遠くなるようなプロセスを経て完成したのが最初の写真 M2 !!

http://www.3ddesign.jp/product_aero_F87M2.htm

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